
付録A
N2カウンタが最大試行回数(N2のパラメータ値)に到達した場合、その旨がLMEに通知され、そのフレームは伝送されないものとする。
注1:末確認のフレームごとにひとつのN2カウンタが存在する。
注2:地上側のN2パラメータ値は、航空機のW2パラメータ値と異なる場合もある。
3.3.3.7パラメータk(ウィンドウ・サイズ)
パラメータkは、確認が要求される前に伝送できる順番に番号が付けられた未送達のINFOフレームの最大数に設定されるものとする。
注.地上側のkパラメータ値は、航空機のkパラメータ値と異なる場合もある。
3.3.4手順の記載
3.3.5項から3.3.11項に記載されていることを除き、ISO4335及びISO7809に記載されている標準的手順に従うものとする。
3.3.5作動モード
DLEがサポートすべき唯一の作動モードを、以下に示す。
3.3.5.1動作モード
動作モードは、非同期平衡モード(ABM)であるものとする。
3.3.5.2非動作モード
非動作モードは、非同期切断モード(ADM)であるものとする。
注:DLEあるいはLME局が、非動作モードに入る理由には、次のフレームの発信あるいは受信が含まれる。すなわち、DISC、XID_CMD_LCR、DMまたはXID_RSP_LCR....である。(フレーム名称の略号は、表3-4及び表3-12に定義されている。)
3.3.5.2.1 DISCフレーム
DLEが受信を継続することができない場合、現行のリンクを終了するためにDISCを伝送するものとする。DISCコマンド中のPビットは、Oに設定されるものとする。DLEは、すべての受信DISCを(Pビットには関わらず)DISC(P=0)として扱うものとする。
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